#003 Supro Dual Tone 1961’   

知る人ぞ知る 珍品ギター 「スプロ」を
紹介するのを忘れてました。

変な 特徴だらけのソリッド・ギターです。

「スプロ」というブランドは 一般的には知られていなく、
(というか 知ってる人は変わり者かもしれない。)
とても地味なブランドですが、
元々は リゾネーター・ギターで有名な 「ドブロ」です。

「ドブロ・ギター」と言えば 誰もが思い出すのが
金だらいで出来ているようなギターですが、
その昔、エレキ・ギターも作っていました。

そのエレキ・ギターにつけられたブランド名が 「スプロ」です。

しかしながら 半分 ビザールの香りのする この出で立ちは
ある意味 かっこいいかもしれませんね。


それでは 見ていきましょう。

まずは このカラー!
白いボディに斬新なデザインの黒いピックガード。
パンダをイメージして作られたらしい。(ウソ)

ピックアップは どうやってボディにひっついてるのだろう?
おっ! 両端のポールピースを回すと 長いネジになっていた。

しかも ハムに見えて実はシングルだった。

一列に「気をつけ」して並んだ ノブの裏には
つめつめで大きなポッドが並んでいた。

木製のブリッジも まだまだ現役。
変テコなデザインのテイルピースも安定している。


ナットは スキッ歯だが 仕方ないでしょう。
何しろ 半世紀近く前に生まれたギターですから。

ヘッドのロゴは プラスチックで作ったものを
接着剤で貼り付けてあるようだ。






ペグは変テコな形だが クルーソン製!

真ん中に縦書きで 「KLUSON DELUXE」の文字。
しかも グリス補給用の穴が KLUSONの「O」になってる。
これは 57年〜63年まで使われていたものだ。

シリアルナンバーが刻まれたプレートがついている。
「T67128」








持ってみると 「短かっ! 軽っ!」
ショート・スケールのネック。

ローズ指板には 真っ白なブロックインレイ。
何で出来ているのだろう?

フレットは 手延べそうめんのように細い。


でも 意外と けっこう弾きやすい。
音は ええ音とは言えないが、古い音だ!
けっこう好きかも!








ネック・ジョイント部。

何という付け方だ・・・。
1回外したら 二度と元に戻らないのではというスリルを
感じざるを得ない。















何気なく 古い Blues のレコードを見ていると・・・。

ん! Jimmy Reed 先生も スプロ !?


それにしても イカつい・・・。